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2018.05.03

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1960年代、日本にモータリゼーションの波が到来し、「一家に1台」車庫に収まる大衆車が続々とデビューするようになると、庶民の上昇志向もあって初期の大衆車(トヨタ コロナや日産 ブルーバード)は急激に大型・高級化の道を歩みます。 それに対抗し、各社ともトヨタ パブリカを筆頭とする700~800ccクラスのエントリーモデルを発売し、それらもまた需要に応じ1,000ccクラスへと移行しようとしていましたが、”ダットサン”ブランドで大衆車を展開していた日産は出遅れた形になっていました。 しかし1966年、ようやくデビューするや同期の初代トヨタ カローラと並び大ヒットとなったのがB10型初代サニー。 そして、正常進化したB110型2代目サニーも引き続きヒットとなり、特に旧態依然としたOHVながら低回転トルクから高回転まで気持ちよく回る名機、A型エンジンもあって、レースでも大活躍します。 B210型3代目サニーは高度経済成長期で豊かになった国民の心をつかむべく、さらに大型化・大排気量化が進むも、大きく重いボディはレースで不評な上に、オイルショックによる景気と販売の減速により、B110の再来と言える軽量簡素化が求められました。 そこで1977年に登場したのがB310型4代目サニーで、華美な装飾を無くした直線的かつ実直なデザインと信頼性あるメカニズムを組み合わせ、時代に即したモデルとなっています。 なお、サニーはこの代まで正式車名がダットサン サニーで、海外でもダットサン210として販売されていましたが、日産首脳部の意向で”ダットサン”ブランドが廃止され(海外では2012年に復活)、次代のB11型以降は正式に日産 サニーとなりました。 それゆえ、B310型サニーを指して”ラスト・ダット”と呼ぶことがあるのです。 ]]>

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