＜バーミヤンから学びます！＞
すかいらーくグループで成長著しいバーミヤン。
「中華料理レストランチェーン展開は無理！」と言われていた”常識“を覆した金看板。
バーミヤン発足当時から幹部として関わっていた方から逸話をさまざまお聞きいたしました。

驚くべきベンチマークは以下の通り！
建設業界の私たちも学ぶところ多しです。

●1時間に70名さばける店長と120名さばける店長がいる！
「テレビにフューチャーされる行列のできるお店は実はダメ！行列ができた時点で負け。来店顧客数を正確に予測し食材、店員をしっかり確保せよ！」
コンサルタントのＫ氏はそもそもお店の前に行列を作らせるな！と唱えます。
曜日、地域行事、温度などの分析により来店予想顧客数の予想は十分可能であるそう。
たくさんお客様が来ると予想できたら準備すればいいと言います。
ＰＯＳを用いた計数管理は大切です。

なんと店長の采配次第で1時間70名から120名さばける差が出てきたと言います。

今年の受注予想棟数は何棟でしょうか？
それによって大工、職人の確保を周到に行いたいと思います。
売上を十分に確保するには確かに必要な要素です。

●バーミヤン設立当時は看板商品の“バーミヤンラーメン”は800円だった！
逗子界隈でスタートしたバーミヤン。
当時の看板商品のバーミヤンラーメン一杯の値段は800円でした。
でも価格イメージがこれではダメ！という当時の社長の一声でほうれん草とネギとチャーシューのボリュームを限界まで減らして380円の値段で売り出し開始。
爆発的売上をレコード！

坪30万円で売るのでしょうか？
坪60万円で売るのでしょうか？
地域の経済状況、目指す路線。
さまざまな要素を加味してブレなく決めたいと思います。
「あらゆる人の要求にお応えします！」はダメ。
路線を決めましょう。

●バーミヤンのアルバイトの出勤時間は15分刻み！
ラッシュイン・アウトの時間帯めがけてバイトを集中投入！
人口動態からして人件費はこれから下がることはないでしょう。
きめ細やかな人員配置は経営改善の大事なポイントです。

正社員でなくても十分活用可能。

近所の奥様、定年後の経験豊かなシニアの方々にも力を発揮してもらいましょう。

●バーミヤンの女子高生アルバイトが初日にすること。
フロアの端から端まで歩く秒数をストップウォッチで図ります。
大抵はチンタラ歩きます。
でも徐々の速く歩けるようになってきたらしっかり褒める
ジョークも交えます。
生活態度から染みついた怠惰な態度から上手に脱却させる。
“教育”はコストがかかるモノ。
でもこれを怠ると成長が突然止まります。
売上1億円の成長期よりしっかり行っていきたいと思います。

工務店業も一緒。

教育に時間とお金を掛けましょう！

異業種のＫさん。
いろいろ教えていただきありがとうございました！

＊飲食に携わる方々には有用なアドバイス。Ｋさんご紹介させていただきます。

＜安心Ｒ住宅＞
国土交通省の有識者会議は2月28日、生活者が安心して既存住宅を購入できるようにするための新しい情報提供制度の案の最終取りまとめを行い、通称案として「安心Ｒ住宅」という名称が提示されました。
新制度では住宅の性能要件として、耐震性があることと構造上の不具合・雨漏りがないことの２つを設定しています。耐震性の有無については、1981年6月1日以降に着工、あるいは1981年5月31日以前に着工したもので、耐震性が確認されたものを耐震性有りとする方針が示されました。
構造上の不具合・雨漏りがないことの定義は、対象物件が購入予定者が既存住宅売買瑕疵保険を付保できる状態にあることとする方針です。
現状では基準を満たさない場合でも、基準を満たすためのリフォームプランを提示することで「リフォームプラン付き住宅」として登録することも想定しているということです

学校、消防署、病院など大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく！
キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。

町田隆浩
taka2taro@gmail.com
090-3430-6749