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【木材の表面割れ】篠原商店からのお得な情報

2015.10.07

 こんにちは!

<木材の表面割れのクレーム>

最近でこそ減ってきましたが「木材が割れています!強度に影響あるのでしょうか?」という電話をもらったことが数回あります。

国産材普及のための補助金がバンバン出ていた時期に、それまでは集成材を柱で使用してきたのだけど、杉KD材で建てたパターン。

現場で杉柱の表面にワレがパリッと入っているところをお施主様が発見!

説明に窮した監督様より当方へ質問するということになったというケースをよく覚えています。

 

KD材(=人工乾燥材)であっても表面割れは入ります。

集成材であっても表面に割れが入ることはあります。

 

JASの規定では含水率20%以下をKD材と定めています。

含水率をこのレベルまで下げるだけでも相当の工夫と努力が要ります。

ある一定以上の水分が木材に含まれていることは間違いのない事実。

水分を吸って吐いてという調湿機能は木材の長所にも認定されています。

 

またJASの規定では2級までは貫通割れでもある一定以内であれば建物に使用することが認められているほどです。

割れが入っていても強度を担保する繊維の本数は変わらないという考えに基づきます。

 

これから冬の季節のお引渡しになります。

暖房器具からの風がピューピューあたる柱などは急劇に水分が抜けていくことになります。

割れが避けられないはず。

 

表面割れは強度に影響がなく、避けられないものであることをあらかじめ説明しておくことが肝要と考えます。

 

自動車やPCのように完成品を触って、動かして購買する商品と住宅は根本的に違います。

お施主様への事前説明と強固な信頼関係構築に注力していまいりましょう!

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<健康・省エネシンポジウム>

一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議は、「健康・省エネシンポジウム」を横浜で10月17日に開催します。

内閣総理大臣補佐官・和泉洋人氏による「健康長寿の意義と課題」をテーマとした基調講演をはじめ、慶応義塾大学理工学部システム工学科教授伊香賀俊治氏による「住環境が居住者の健康状態に及ぼす影響に関する調査速報」の研究報告が行なわれます。

後半のパネルディスカッションには、住宅分野だけでなく医学分野の有識者もパネリストとして参加し、「組織の枠を超えた、地域創生、地域医療、家づくりの幅広い連携を目指して」をテーマに意見を交わします。

参加費は無料で、問い合わせは、健康・省エネシンポジウム

事務局(電話045-505-5036)へ。

 

 

 

非住宅物件の篠原商店をよろしく!

キダテ設計事務所で耐震等級3の計算を今活発にさせていただいております。

 

 

taka2taro@gmail.com

090-3430-6749

町田隆浩

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