＜伸長！株式会社キャンディルさん＞

証券コード1446の株式会社キャンディルさん。

現在株価は500円と600円の間のレンジで推移。

「キャンディル」と聞くとあまりピンと来ない当業界関係者がいらっしゃるかもしれません。

引き渡し前によくお世話になる補修屋のバーンリペアさんはご存じだと思います。

バーンリペアさんの親会社がキャンディルさん。

ユニークなビジネスモデルで陰ながら尊敬申し上げております。

バーンリペア社員として引渡し前の現場に来られる職人さんたちは基本独立した経営者の方々。

赤帽やコンビニオーナーと同じ立場。

彼らに業務を教えて仕事を紹介し材料を供給しているのが本部であるバーンリペアさんと言う構図。

ホント頭いい人たちです。

IR資料を見ますとキャンディル社全体としての業績を覗き見ることができます。

9月決算なので3月までの半期の成績となります。

＜売上＞

2021年半期　　59億円

2022年半期　　58億円

＊微減です。

＜営業利益＞

2021年　　　1.6億円

2022年　　　1.8億円

＊微増です。

ここの会社のすばらしさは「フロー型ビジネス」から「ストック型ビジネス」への転換・強化を常に目指しているところ。

狩猟型でなく農耕型ビジネスを住宅、建設業界で作っていこうと日夜努力されています。

具体的にはパワービルダーさんとの全棟フォロー契約、定期点検契約などだそうです。

住宅業界で安定的に月々の売上を上げていくことは難しいですし今後ますます大変になっていくことが予想されます。

ストック型売上を少しでも伸ばしていけるように努力することの大切さを教えてもらったIR資料でした。

＜原文URL＞

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS81246/9485966a/e848/4b11/a120/8c8035b274a8/20220513164829078s.pdf

がんばりましょう！

＜ハウスメーカー特許申請ランキング＞

パテント・リザルトは6月13日、ハウスメーカー業界の特許を対象に2021年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「ハウスメーカー業界　他社牽制力ランキング2021」を発表しました。2021年に引用された特許数が多かった企業は、1位ミサワホーム228件、2位積水ハウス180件、3位大和ハウス工業167件でした。

ミサワホームの最も引用された特許は「降雨量が少なくても軒樋内の雨水を吸い出すことができるサイフォン式雨樋装置」の技術で、積水化学工業など計3件の審査過程で引用。このほか「浴室ドア等に使用される換気装置付きドア」の技術が、TOTOの計3件の拒絶理由として引用されました。

同ランキングは、2021年12月までに公開されたすべての特許のうち、2021年1月から12月末までの期間に拒絶理由（拒絶理由通知または拒絶査定）として引用された特許を抽出したものです。これにより、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

体育館、保育園、病院、老人ホームなど大型特殊木造物件のプレカットの篠原商店をよろしく！

キダテ設計事務所でホームインスペクションを今活発にさせていただいております。

町田隆浩

taka2taro@gmail.com

090-3430-6749